事故物件を高く買取してもらうためには、不動産業者と交渉するための情報を集めることが重要です。
この情報とは買取相場のことで、これを頭に入れておけば提示された金額が相場より安い場合、相場の額を引き合いに出して、なぜ安いのかを問うことができます。
相場は不動産鑑定士に依頼したり、不動産業者を何件か回って買取価格を知ることでわかります。
国土交通省が提供している土地総合情報システムなどでも知ることができます。
事故物件専門の不動産業者に買取をしてもらう方法もあります。
専門業者は相場なども理解していて、事故のケースによっても値段は違いますが、買取を依頼すると普通の業者よりも高い値段を提示する場合もあります。
事故物件は心理的に避けたいという人が多いですが、中には家賃の安さに惹かれて住みたいと考える人もいます。
同じようなタイプの物件と比較すると、家賃がかなりお得になっていることが多いです。
期間限定のことも多いのですが、例えば1年間だけでも大幅に値引きされていれば借りる側にとっては魅力的です。
亡くなり方によっても受け止め方が異なり、高齢者が病気等で亡くなってもすぐに発見すれば部屋の状態にはそれほど影響を与えません。
時間が経つと床材等にシミができる等、影響が大きくなります。
また、該当部分を大々的にリフォームしている場合も借りやすい物件と言えます。
理由が何であれ人が亡くなったことを気にする人もいますが、それが全く分からないくらいにリフォームされていると思い出すこともありません。